初診時年齢別DMFT

対象患者様の初診時のDMFTを年齢別に表したものです。

DMFTとは、『歯科材料

一人あたりのむし歯(D)
むし歯で抜いた歯(M)
むし歯で修復した歯(F)
の合計で、集団のう蝕経験を表す指数です。

まず20歳から0~4本の割合が激減します。
さらに35歳から15本以上の割合が急増します。

定期来院と不定期来院の年代別平均喪失歯数

初診から現在までの歯の喪失本数を調べました。

メンテナンス期間が短いため(5年以内の患者さんが8割の為)全体的にそれほど多くの歯を失っていないのですが、年齢が高くなるにつれ、歯の喪失数は高くなります。

54歳までは、
定期来院患者さんと不定来院期患者さんでは、ほぼ倍の差がありましたが、
55歳以上では、
3.5倍もの差がありました。

※定期来院患者さん
メンテナンスをきちんと受けている方
※不定期来院患者さん
時々さぼってしまうが、継続してメンテナンスをうけている方

まとめ『心電計

継続してメンテナンスを行うことにより、大切な歯を残せることがデータからわかります。

また、より多くの歯を残すためには若い頃から、メンテナンスを行い歯科医院に来院されることが、生涯残る歯の本数に大きくかかわってきます。

より良い人生を楽しく送るため、毎日使う歯を大切にしていきたいですね。

そのためにも皆さんが、歯科医院を上手に利用されることを願います。