においは目には見えないものです

人間は目に映るものに注意を奪われがちですが、犬と接するときは、目に見えるもの以上ににおいに注意を払う必要があるのではないかと思うのです。
犬の集中を取ろうとして鼻先におやつを出してみても、それが魅力的なにおいでなければ犬は動きません。『パルスオキシメーター
もしかすると、他のにおいによっておやつのにおいがオーバーライドされてしまっているのかもしれません。
目に見えないものだけに、人がにおいを自在に扱うことはのは非常に難しいことだと思います。

でも、このにおいをうまく使えば、効果的に犬のトレーニングを行うことができるのではないかとも思うのです。
子犬のうちから特定のにおいと好きな事を関連付けておけば、そのにおいを嗅がせて犬の気持ちを落ち着いた状態にしてあげることができるかもしれません。
トレーニングの前にそのにおいを嗅がせれば、落ち着いた状態でトレーニングに入ることもできます。

また、成犬の問題行動…特にレアなケースの場合、においにフォーカスを合わせるとその問題行動の解決の糸口を見つけることができるかもしれません。
目に見える刺激だけでなく、においの刺激が絡んでその行動が起きているとか…そういったことも考えられると思います。『動物通販
実際に、今回僕が立ち会ったケースでは、その犬の行動にはにおいによる刺激が重要な要素として関係していました。
なかなか再現せずにずっと見つけられなかったスイッチを、やっと見つけることができたのです。
今回は偶然でしたが、こういったケースもあるんだな…という良い勉強になりました。